りゅうそ~社長のくりえいと

リュウソークリエイト株式会社の社長である白田が、住宅業界から社会情勢まで新時代に向けて期待を込めて勝手に思い悩む。。

2012年03月

どうにもならない雇用問題②

続きです。
消費者としての視点で見ると、同じものを安く買えるという事は良い事です。しかしそればかりでは自分たちの暮らす日本がいっこうに良くなっていきません。
私はこんな事を言って不動産や工事請負を高く売るんだと宣言しているのではありません。
需要と・供給の両方がもっとゆとりを持っていければと考えたりはします。
簡単に言うと、供給者はすこし金額が上がっても本当に良い物づくりをしようと目指し、需要者は本当に良い物であれば少しくらい金額が上がってもそちらを買おうとするなど、安く売るためにそれなりの物を作ったり、それなりでいいから安く買うことばかり考えたりするのは日本にとって本当によくない事だと思うのです。

日本はこれから少子高齢化問題がどんどん深刻化していきます。それに伴い消費もどんどん冷え込む事でしょう。そういった時代に今のようなデフレ経済のままでいると本当に日本は没落してしまうのではないでしょうか。
そして一部の大手企業と製造拠点としてのアジア新興国の一部の富裕層達がダントツに儲けていくだけで、日本全体の中級層以下は決して豊かにならず、すざましく格差の社会にすらなってしまいかねません。

あくまで私個人の考えであって間違っているところもあるでしょうが、私はそう考えています。
良い住宅を作ったり、機械化や外国人労働者に流れずにとことんまで知恵を絞って、時代に打ち勝っていきながらも雇用なども創出していけるように努力していきたいと思っています。
経営者としてある一面から見れば愚かな部分もあるかもしれませんが、そういった信念がある方が経営をしていてもやりがいがあるってもんです。

今回は何だかんだウザったい内容になってしまいましたが、次回はガラッと話題を変えた記事にしよっかなと思います。乞うご期待を!!

どうにもならない雇用問題①

最近、私たち建設業界では不景気なはずなのに若手の人材不足が深刻な状況にあります。
原因として考えられるのは、俗にいう3K労働にもかかわらず賃金がそんなに高収入ではなくなってきた事や、今の若者には、肉体労働でも何でも自分は稼いで稼いで成り上がってやる!。。みたいな人種が減ってきたなどもあるかもしれません。
後者はどうにもならない部分でもあります。(それは時代背景や教育問題も因果しているだろうから)しかし、前者に対しては人工的なデフレによる社会がそうしているような気がします。

当社の住宅外装事業(主に外壁サイディング)でも上記の問題は抱えているのですが、最近になってよく聞くのが、外壁サイディング工事のプレカット化、もう一つは外国人労働者を使っての施工です。
これらに事業者を向かわせる原因はやはり、過激な価格競争、それに伴う更なるの人件費カット、その結果の労働者不足という悪い流れです。
そして事業者は価格競争の結果、薄利多売になっていますから数をこなさなければなりません。しかし薄利であるので人件費を上げる訳にもいきません。そして向かう先が機械化や外国人労働者となっていくのです。

日本は今、就職難と言われています。それにもかかわらずデフレの波によって更に労働者を不用の者としているのです。
建設業労働者はとても不安定でもちろん3K労働です。ですから賃金は高収入でないと、社会の労働者のバランスが崩れると私は考えます。 仮に新卒で企業に就職できない若者がいるとします。その企業に就職できれば初任給20万円。その若者が初任給20万円で建設作業員になるでしょうか?答えはなりません。
無職のまま就職活動を続けるでしょう。それが初任給30万円以上となればどうでしょう。もちろん全員ではないですが、少なくとも数パーセントの若者はその道を選びます。それで若者の就職難と建設業の人手不足が少しだけでも改善します。
それは建設業だけではなく中小零細の製造業にも言える事ではないでしょうか。

では、労働者のバランスを崩す原因となる、基本的に人が嫌がる仕事が低賃金になってしまうのは誰が起こしているのでしょうか。。。それは情報化社会に流され、なんでも安く安くと走っている国民全員だと思うのです。
そして労働人口の多くを占める建設業・製造業の労働者が苦しむことにより、飲食業・自動車産業などさまざまなジャンルの業績も下がり、そして更にせこくなり、インターネットとにらめっこして安いトコ、安いトコと業者や物を探します。経済全体がせこく、せこく回ってしまっているのです。

書いていると長くなってきたので、②へ続きます。。。
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