すたーと!これからは更にシビアな時代

2012年01月16日

長く使える家を目指して

本日はお世話になっている設計の先生のお声掛けで、中古住宅のリフォーム工事の現地下見に行ってきました。
現地に到着して外から見た印象は十分綺麗でしたし、まだまだ作りもしっかりしている印象です。
築20年は経っていそうですが外観だけでいえばそんなにリフォームもいらない感じです。
それからお施主様の要望等をお聞きしながら中のほうも見せていただきましたが、壁や床にはどうしても使用感はあるものの実際人が住むには十分な作りでした。もし工事のご発注を受ければ、仕上がり・ご予算ともに喜んでいただけるように頑張ろうと思います。

そしてひと通り打合せさせていただいて現地を後にしましたが、こういった中古住宅に耐震リフォームや省エネをほどこした住宅を販売していけたらなぁと感じました。今回のお施主様はリフォームのご希望ですが、日本という国はやはり築30年程度の中古住宅であれば、まだまだしっかりした部分がたくさんあるのに建て替えることも多いように感じます。
実際、通常販売されている中古住宅の価格に、耐震や省エネといった最新の基準にまでリフォーム工事するとなると、それこそもう少し頑張れば新築が買えるやん!みたいになりかねません。
ですが、世間で『省エネ・省エネ』といって、まだまだ十分使える住宅を解体し新築をして、その新品の家にあんな省エネ設備を使った、こんな省エネ設備を使ったと言ってもその時点で数十本の木材を使用してしまっています。(当社も建て替えをする際は偉そうには言えませんが・・・悲)

どうしても新品を好む日本人の性質がまず問題なのですが、私としては新築の際にもFPの高断熱工法など省エネというより、そもそも出来るだけエネルギー自体を使わないような高品質住宅を建築・販売したり、今回思ったように中古住宅を最新の基準の住宅に再生・リノベーションした住宅を手掛けていけたらなぁと静々と決意いたしました。笑




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