外装工事
2012年10月14日
日本サイディング協会
当社の事業の柱として戸建住宅の外壁工事(主に外壁サイディング材)があります。
以前にも書いたと思いますが、様々な社会的要因によって厳しくなっている住宅(新築)産業の中、戸建住宅の外壁工事も例外ではありません。
ネガティブに誰もが事業形態を考える中、私も同じような考えでした。そんな時にある偶然に出会った方のご紹介で『日本サイディング協会』という団体を知り、オブザーバー参加を経てこの度、加盟させていただく事となりました。
協会の会員企業の方々は皆さん素晴らしい方ばかりで、どこも全国の中でも優秀、優良です。
方針も実にポジティブで現在の業界の変わりゆく流れも、自分たちが先導をとって変えていこう的な考え方で、私はすごく影響を受け、共感いたしました。
加盟させていただいたからには、住宅業界を良くしていく為、外壁事業という方向からも全力で、他の会員さんに恥じないよう取り組んでいきたいと思います。
今後、耐震補強を兼ねたリフォームの流れもあり、サイディングメーカーもそれに着目した商品を打ち出しております。そういった取り組みからも『長く使える住宅』という文化作りに貢献していきたいと思います。
以前にも書いたと思いますが、様々な社会的要因によって厳しくなっている住宅(新築)産業の中、戸建住宅の外壁工事も例外ではありません。
ネガティブに誰もが事業形態を考える中、私も同じような考えでした。そんな時にある偶然に出会った方のご紹介で『日本サイディング協会』という団体を知り、オブザーバー参加を経てこの度、加盟させていただく事となりました。
協会の会員企業の方々は皆さん素晴らしい方ばかりで、どこも全国の中でも優秀、優良です。
方針も実にポジティブで現在の業界の変わりゆく流れも、自分たちが先導をとって変えていこう的な考え方で、私はすごく影響を受け、共感いたしました。
加盟させていただいたからには、住宅業界を良くしていく為、外壁事業という方向からも全力で、他の会員さんに恥じないよう取り組んでいきたいと思います。
今後、耐震補強を兼ねたリフォームの流れもあり、サイディングメーカーもそれに着目した商品を打ち出しております。そういった取り組みからも『長く使える住宅』という文化作りに貢献していきたいと思います。
2012年05月22日
M様邸 構造見学会
前回の日曜日は現在建築中のM様邸にて構造見学会を行いました。
日程が急だったためコンパクトに行いましたが、完成披露見学会については大々的に開催する予定にしております。
出来るだけ多くの方にご来場いただき、『FPの家』の良さを伝えれたらと思います。
※ちなみに画像に写っているのは私ではありませんのであしからず・・・笑
近日中には分譲事業の枚岡駅前の着工も控えておりますので、随時ご案内していきたいと思っております。
また詳細はおってご案内しますが、枚岡駅前計画は大変おもしろい構造のお家になっております。モデルルームも建築いたしますので興味のある方はモデルルーム完成後、是非とも見て頂きたいと思います。
途中経過もブログに掲載いたしますし、皆様期待していて下さいね。。
2012年04月19日
『FPの家』建築中!
現在建築中の鶴見区M様邸の透湿防水シートです。(フクビの遮熱シルバーシート)
本物件は高気密・高断熱の『FPの家』ですので、断熱性能は抜群です!!
しか~し!外壁工事の施工手配の際に通常のシートで本数を従業員が確認しているのを社内で聞き、せっかく高性能断熱の家なのだから少しでも高性能にしたいな~みたいな気持になってきました。
工事についても施主様であるM様にも何かと細かい部分で協力を頂いているのも後押しして、本来は通常のシートでお見積りしているところを、在庫にあるシルバーシートを出動させる決断を下したのです!!笑
※差額の約¥8000×9本=¥72000は自前。お客様からは頂きません。(ToT)/~~~
今回初めて『FPの家』という高性能な住宅を建ててみて思うのですが、今までの通常の建築の時に比べて、自分自身が何が何でも出来うる限りの高性能な家を創りきりたい!っという気持ちになってきたのがわかります。
当たり障りのない普通の住宅を建築する際には無かった(今までの建築もきちんとやっていますよ。誤解なく!)
元現場職人としての情熱のようなものが非常に湧いてきています!
やはり物を創ることを商売とするからには、これくらいの情熱を必要とするやりがいが欲しいものですね!
記念すべき『FPの家』第一号を無事にM様にお引き渡しをし、将来には「リュウソーさんに『FPの家』を建ててもらって本当に良かったよ。。」と言ってもらえる事を勝手に妄想し、喜びながら、残りの工程も情熱をかけて進めていきたいと思っております!!またご報告いたします<(_ _)>
2012年03月31日
どうにもならない雇用問題②
続きです。
消費者としての視点で見ると、同じものを安く買えるという事は良い事です。しかしそればかりでは自分たちの暮らす日本がいっこうに良くなっていきません。
私はこんな事を言って不動産や工事請負を高く売るんだと宣言しているのではありません。
需要と・供給の両方がもっとゆとりを持っていければと考えたりはします。
簡単に言うと、供給者はすこし金額が上がっても本当に良い物づくりをしようと目指し、需要者は本当に良い物であれば少しくらい金額が上がってもそちらを買おうとするなど、安く売るためにそれなりの物を作ったり、それなりでいいから安く買うことばかり考えたりするのは日本にとって本当によくない事だと思うのです。
日本はこれから少子高齢化問題がどんどん深刻化していきます。それに伴い消費もどんどん冷え込む事でしょう。そういった時代に今のようなデフレ経済のままでいると本当に日本は没落してしまうのではないでしょうか。
そして一部の大手企業と製造拠点としてのアジア新興国の一部の富裕層達がダントツに儲けていくだけで、日本全体の中級層以下は決して豊かにならず、すざましく格差の社会にすらなってしまいかねません。
あくまで私個人の考えであって間違っているところもあるでしょうが、私はそう考えています。
良い住宅を作ったり、機械化や外国人労働者に流れずにとことんまで知恵を絞って、時代に打ち勝っていきながらも雇用なども創出していけるように努力していきたいと思っています。
経営者としてある一面から見れば愚かな部分もあるかもしれませんが、そういった信念がある方が経営をしていてもやりがいがあるってもんです。
今回は何だかんだウザったい内容になってしまいましたが、次回はガラッと話題を変えた記事にしよっかなと思います。乞うご期待を!!
消費者としての視点で見ると、同じものを安く買えるという事は良い事です。しかしそればかりでは自分たちの暮らす日本がいっこうに良くなっていきません。
私はこんな事を言って不動産や工事請負を高く売るんだと宣言しているのではありません。
需要と・供給の両方がもっとゆとりを持っていければと考えたりはします。
簡単に言うと、供給者はすこし金額が上がっても本当に良い物づくりをしようと目指し、需要者は本当に良い物であれば少しくらい金額が上がってもそちらを買おうとするなど、安く売るためにそれなりの物を作ったり、それなりでいいから安く買うことばかり考えたりするのは日本にとって本当によくない事だと思うのです。
日本はこれから少子高齢化問題がどんどん深刻化していきます。それに伴い消費もどんどん冷え込む事でしょう。そういった時代に今のようなデフレ経済のままでいると本当に日本は没落してしまうのではないでしょうか。
そして一部の大手企業と製造拠点としてのアジア新興国の一部の富裕層達がダントツに儲けていくだけで、日本全体の中級層以下は決して豊かにならず、すざましく格差の社会にすらなってしまいかねません。
あくまで私個人の考えであって間違っているところもあるでしょうが、私はそう考えています。
良い住宅を作ったり、機械化や外国人労働者に流れずにとことんまで知恵を絞って、時代に打ち勝っていきながらも雇用なども創出していけるように努力していきたいと思っています。
経営者としてある一面から見れば愚かな部分もあるかもしれませんが、そういった信念がある方が経営をしていてもやりがいがあるってもんです。
今回は何だかんだウザったい内容になってしまいましたが、次回はガラッと話題を変えた記事にしよっかなと思います。乞うご期待を!!
どうにもならない雇用問題①
最近、私たち建設業界では不景気なはずなのに若手の人材不足が深刻な状況にあります。
原因として考えられるのは、俗にいう3K労働にもかかわらず賃金がそんなに高収入ではなくなってきた事や、今の若者には、肉体労働でも何でも自分は稼いで稼いで成り上がってやる!。。みたいな人種が減ってきたなどもあるかもしれません。
後者はどうにもならない部分でもあります。(それは時代背景や教育問題も因果しているだろうから)しかし、前者に対しては人工的なデフレによる社会がそうしているような気がします。
当社の住宅外装事業(主に外壁サイディング)でも上記の問題は抱えているのですが、最近になってよく聞くのが、外壁サイディング工事のプレカット化、もう一つは外国人労働者を使っての施工です。
これらに事業者を向かわせる原因はやはり、過激な価格競争、それに伴う更なるの人件費カット、その結果の労働者不足という悪い流れです。
そして事業者は価格競争の結果、薄利多売になっていますから数をこなさなければなりません。しかし薄利であるので人件費を上げる訳にもいきません。そして向かう先が機械化や外国人労働者となっていくのです。
日本は今、就職難と言われています。それにもかかわらずデフレの波によって更に労働者を不用の者としているのです。
建設業労働者はとても不安定でもちろん3K労働です。ですから賃金は高収入でないと、社会の労働者のバランスが崩れると私は考えます。 仮に新卒で企業に就職できない若者がいるとします。その企業に就職できれば初任給20万円。その若者が初任給20万円で建設作業員になるでしょうか?答えはなりません。
無職のまま就職活動を続けるでしょう。それが初任給30万円以上となればどうでしょう。もちろん全員ではないですが、少なくとも数パーセントの若者はその道を選びます。それで若者の就職難と建設業の人手不足が少しだけでも改善します。
それは建設業だけではなく中小零細の製造業にも言える事ではないでしょうか。
では、労働者のバランスを崩す原因となる、基本的に人が嫌がる仕事が低賃金になってしまうのは誰が起こしているのでしょうか。。。それは情報化社会に流され、なんでも安く安くと走っている国民全員だと思うのです。
そして労働人口の多くを占める建設業・製造業の労働者が苦しむことにより、飲食業・自動車産業などさまざまなジャンルの業績も下がり、そして更にせこくなり、インターネットとにらめっこして安いトコ、安いトコと業者や物を探します。経済全体がせこく、せこく回ってしまっているのです。
書いていると長くなってきたので、②へ続きます。。。
原因として考えられるのは、俗にいう3K労働にもかかわらず賃金がそんなに高収入ではなくなってきた事や、今の若者には、肉体労働でも何でも自分は稼いで稼いで成り上がってやる!。。みたいな人種が減ってきたなどもあるかもしれません。
後者はどうにもならない部分でもあります。(それは時代背景や教育問題も因果しているだろうから)しかし、前者に対しては人工的なデフレによる社会がそうしているような気がします。
当社の住宅外装事業(主に外壁サイディング)でも上記の問題は抱えているのですが、最近になってよく聞くのが、外壁サイディング工事のプレカット化、もう一つは外国人労働者を使っての施工です。
これらに事業者を向かわせる原因はやはり、過激な価格競争、それに伴う更なるの人件費カット、その結果の労働者不足という悪い流れです。
そして事業者は価格競争の結果、薄利多売になっていますから数をこなさなければなりません。しかし薄利であるので人件費を上げる訳にもいきません。そして向かう先が機械化や外国人労働者となっていくのです。
日本は今、就職難と言われています。それにもかかわらずデフレの波によって更に労働者を不用の者としているのです。
建設業労働者はとても不安定でもちろん3K労働です。ですから賃金は高収入でないと、社会の労働者のバランスが崩れると私は考えます。 仮に新卒で企業に就職できない若者がいるとします。その企業に就職できれば初任給20万円。その若者が初任給20万円で建設作業員になるでしょうか?答えはなりません。
無職のまま就職活動を続けるでしょう。それが初任給30万円以上となればどうでしょう。もちろん全員ではないですが、少なくとも数パーセントの若者はその道を選びます。それで若者の就職難と建設業の人手不足が少しだけでも改善します。
それは建設業だけではなく中小零細の製造業にも言える事ではないでしょうか。
では、労働者のバランスを崩す原因となる、基本的に人が嫌がる仕事が低賃金になってしまうのは誰が起こしているのでしょうか。。。それは情報化社会に流され、なんでも安く安くと走っている国民全員だと思うのです。
そして労働人口の多くを占める建設業・製造業の労働者が苦しむことにより、飲食業・自動車産業などさまざまなジャンルの業績も下がり、そして更にせこくなり、インターネットとにらめっこして安いトコ、安いトコと業者や物を探します。経済全体がせこく、せこく回ってしまっているのです。
書いていると長くなってきたので、②へ続きます。。。
2012年01月18日
これからは更にシビアな時代
今日は住宅外装工事(主に外壁サイディング)の事業内容について会社でミーティングを行いました。
やはり方向性を突き詰めていくと、厳しくシビアな取り組みが必要ということになってきます。。。(汗)
ひとことで言えば業務の効率化とコストパフォーマンス・・・ この2点が重要ということだと思います。
外装工事は得意先様から発注をいただき、下請け業者として工事させていただくことが基本です。ということはと上には元請工務店様や事業主の不動産業者様がおられます。
そういう業者様に効率の良い対応と、同業他社に負けないコストパフォーマンスをアピール出来なければ、仕事なんて十分に受注など出来ないのです。
世の中みんなが苦しいのだから自分達が苦しいからといって適当にやったり、高い金額で受注することばかり考えていても、どうにもならないところまで日本は来ているのです。(悲)
不景気や少子化といっても世の中には仕事が必ずあるのですから、その仕事をどんどん取って大きくなっていく企業、仕事がなくなっていく企業、この先数年間は更にはっきりとしてくるでしょう。
差別化を図った高級仕様や付加価値のある仕様の物も、誰かが始めればまたそこで競争が始まります。
住宅産業など需要の低迷が避けられない業界であるなら尚更、効率化を図り対応(サービス)を下げずにコストを下げる。どういう路線に進んでも、必ずクリアすべき課題ということには変わりないと思います。
あ~~考えたらしんどい。。。(苦笑)
やはり方向性を突き詰めていくと、厳しくシビアな取り組みが必要ということになってきます。。。(汗)
ひとことで言えば業務の効率化とコストパフォーマンス・・・ この2点が重要ということだと思います。
外装工事は得意先様から発注をいただき、下請け業者として工事させていただくことが基本です。ということはと上には元請工務店様や事業主の不動産業者様がおられます。
そういう業者様に効率の良い対応と、同業他社に負けないコストパフォーマンスをアピール出来なければ、仕事なんて十分に受注など出来ないのです。
世の中みんなが苦しいのだから自分達が苦しいからといって適当にやったり、高い金額で受注することばかり考えていても、どうにもならないところまで日本は来ているのです。(悲)
不景気や少子化といっても世の中には仕事が必ずあるのですから、その仕事をどんどん取って大きくなっていく企業、仕事がなくなっていく企業、この先数年間は更にはっきりとしてくるでしょう。
差別化を図った高級仕様や付加価値のある仕様の物も、誰かが始めればまたそこで競争が始まります。
住宅産業など需要の低迷が避けられない業界であるなら尚更、効率化を図り対応(サービス)を下げずにコストを下げる。どういう路線に進んでも、必ずクリアすべき課題ということには変わりないと思います。
あ~~考えたらしんどい。。。(苦笑)